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2026年新年のご挨拶


謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
日頃より岩手ビッグブルズを応援してくださっているブースターの皆さま、スポンサー・パートナーの皆さま、そして地域でクラブを支えてくださっているすべての関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

昨シーズン、岩手ビッグブルズは5月に行われた厳しいプレーオフを勝ち抜き、クラブとして大きな目標であったB2昇格を果たすことができました。
この結果は、選手・スタッフの不断の努力はもちろんのこと、どんな状況においてもクラブを信じ、支え続けてくださった皆さまの存在があってこそ成し得たものです。あらためて、深く感謝申し上げます。

そして今シーズン、私たちはB2での挑戦をスタートさせました。
B2は、試合のレベル、競争の激しさともに非常に高く、簡単に勝利を積み重ねられる環境ではありません。実際に今シーズンは、終盤まで勝敗がもつれる接戦の中で、悔しい結果に終わる試合も少なくありませんでした。

しかしその一方で、チームは確実に成長を続けています。
B2の強度に真正面から向き合い、試合を重ねるごとに力をつけており、結果だけでなく内容においても前進を感じられる場面が増えてきました。プレーオフ進出への可能性は、今も十分に残されています。

シーズンはまだ道半ばです。
一戦一戦を大切に積み重ねながら、最後まで目標を見失うことなく、チーム一丸となって戦い抜いてまいります。

また、2025-26シーズンは岩手ビッグブルズにとって、クラブ創設15周年という大きな節目の年となります。
これまでの15年間は、決して順風満帆な歩みではありませんでしたが、そのすべての経験が今のクラブの土台となっています。これまで関わってくださった多くの方々の想いを胸に、次のステージへ進むための準備を、着実に進めていく一年にしたいと考えております。

さらに、2026年からは日本のプロバスケットボール界において新リーグが始動し、岩手ビッグブルズも「B.LEAGUE ONE」という新たな舞台での戦いに臨むことになります。
これはクラブにとって大きな挑戦であると同時に、これまで以上にクラブの在り方そのものが問われる時代の始まりでもあります。

競技力の向上はもちろんのこと、地域に根差した存在としての価値、クラブとしての持続可能性、そして次世代へとつながる基盤づくり。
そのすべてにおいて、より高い基準が求められるリーグで戦う覚悟が必要です。

目先の結果だけでなく、中長期的な視点を大切にしながら、岩手という地域に必要とされ、誇りに思っていただけるクラブであり続けること。
それが、これからの岩手ビッグブルズの使命だと考えています。

2026年、15周年、そして新リーグ。
これらすべてを「次なる挑戦への通過点」と捉え、クラブ一丸となって歩みを進めてまいります。

本年も岩手ビッグブルズへの変わらぬご支援、ご声援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

岩手ビッグブルズ
代表取締役社長
水野 哲志